創業融資コンサルは利用すべき?利用するメリット・デメリットを解説!

創業融資コンサルは利用すべき?利用するメリット・デメリットを解説!

「創業融資コンサルを使うべきか」という相談は、北村嘉章税理士事務所にもよく寄せられます。インターネットで検索すると、民間のコンサルティング会社が多数ヒットしますが、どれが信頼できるのか判断に迷う方も多いはずです。

この記事では、創業融資コンサルのメリット・デメリットを整理し、どういった場合に利用を検討すべきかをわかりやすく解説します。

目次

創業融資コンサルとは何か

創業融資コンサルとは、日本政策金融公庫などへの融資申請を専門的にサポートする民間のコンサルティングサービスです。事業計画書の作成支援、面談対策、金融機関との交渉代行などを行う事業者が多く存在します。

なお、「税理士」「中小企業診断士」などの国家資格を持つ専門家が行う融資サポートと、資格を持たない民間コンサルとでは、対応できる業務範囲や信頼性に大きな差がある点を最初に理解しておきましょう。

創業融資コンサルを利用するメリット

メリット1:事業計画書の作成を専門家に任せられる

融資審査でもっとも重要なのが事業計画書の質です。「何を書けばいいかわからない」「数字の根拠をどう示せばいいか」という不安を持つ起業家は多く、この点で専門家のサポートは大きな価値を持ちます。

メリット2:融資面談の対策ができる

日本政策金融公庫では、申請後に担当者との面談が行われます。「どんな質問をされるか」「どう答えれば印象がよいか」を事前に準備できることは、融資成功率を高めるうえで有効です。

創業融資コンサルを利用するデメリット・注意点

注意点1:成功報酬が高額になるケースがある

民間コンサルの中には、「融資成功時に融資額の5〜10%」という成功報酬型の料金体系を設定しているところがあります。500万円の融資が通れば25〜50万円のコンサル費用が発生する計算になり、起業直後の資金繰りを圧迫しかねません。依頼前に料金体系を必ず確認しましょう。

注意点2:資格のないコンサルには業務範囲の制限がある

税務申告や会計処理の代行は税理士の独占業務です。コンサルを依頼した後、別途税理士も必要になる場合があり、トータルコストが高くなることもあります。最初から税理士に相談する方が、コスト面でも効率的なことがあります。

注意点3:「必ず通る」は信じないこと

「うちに頼めば融資は必ず通る」と言い切るコンサルには要注意です。融資審査は金融機関が行うものであり、外部の支援者がその結果を保証することは不可能です。誇大な約束をする業者には慎重に対応しましょう。

税理士への相談が「コンサル代わり」になる理由

創業融資の申請サポートは、多くの税理士事務所でも行っています。税理士であれば、事業計画書の作成支援・面談対策・設立後の税務顧問まで一気通貫で対応できます。民間コンサルと税理士を別々に使うよりも、最初から顧問税理士として相談した方が費用対効果が高いケースが多くあります。

北村嘉章税理士事務所の創業融資サポート

北村嘉章税理士事務所は、丸亀・坂出・善通寺・多度津エリアで創業融資のサポートを行っています。日本政策金融公庫への事業計画書作成から面談同行まで、顧問税理士として一貫して対応します。「コンサルと税理士、どっちに頼むべき?」とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。

創業融資で失敗しないための事業計画書の作り方

創業融資の審査において、事業計画書は最も重要な書類です。審査担当者が確認するポイントは「事業の具体性」「売上の根拠」「資金繰りの見通し」「経営者の経験・能力」の4点です。特に「なぜ売上が上がるのか」という根拠が曖昧な計画は評価されません。ターゲット顧客・市場規模・競合との差別化ポイントを具体的な数字で示すことが重要です。

日本政策金融公庫の創業融資制度の活用方法

創業期の融資として最も利用されているのが日本政策金融公庫の「新創業融資制度」です。無担保・無保証人で最大3,000万円(運転資金1,500万円)まで借入可能で、政府系金融機関のため金利も比較的低めです(2〜3%程度)。申し込みには事業計画書・自己資金の証明(通帳コピー)・借入申込書等が必要です。審査期間は通常2〜4週間です。

香川県の信用保証協会保証付き融資

香川県信用保証協会の保証付き融資を利用することで、民間金融機関(地銀・信金等)からの借入が容易になります。保証料は別途必要ですが、信用力が低い創業期の事業者でも融資を受けやすくなります。丸亀市・坂出市では市の制度融資(低利融資・信用保証料補助)も活用できます。これらを組み合わせることで、より有利な条件での資金調達が可能です。

補助金・助成金と融資の違いと活用法

補助金・助成金は「返済不要」ですが、審査があり採択されない場合もあります。融資は「返済が必要」ですが、採択確率が高く資金調達の確実性があります。多くの事業者は「補助金で設備投資、融資で運転資金」というように組み合わせて活用しています。ただし補助金は交付決定前の発注・支出が認められない場合が多いため、資金調達のタイミング管理が重要です。

節税と融資審査の両立

節税対策を積極的に行うと、申告利益が小さくなり、融資審査で「返済能力が低い」と見なされるリスクがあります。特に「利益が出たから急いで節税」という発想は、翌期の融資申請を困難にすることがあります。当事務所では節税と融資審査のバランスを考えた「適切な利益水準の維持」をアドバイスしており、長期的な経営安定を支援します。

よくある質問(Q&A)

Q:自己資金がほとんどありませんが融資は受けられますか?
A:創業融資では自己資金の10分の1以上が目安とされています。ただし自己資金が少ない場合でも、事業計画の内容・経験・スキルによって審査で評価される場合があります。まずはご相談ください。

Q:持続化補助金やIT導入補助金は自分で申請できますか?
A:申請自体は可能ですが、採択率を上げるためには事業計画書の質が重要です。当事務所では申請書類の作成・アドバイスをサポートしています。

香川県の中小企業向け資金調達支援制度一覧

香川県および各市町村では、中小企業・個人事業主向けの資金調達支援制度を設けています。主な制度として、香川県中小企業制度融資(マル香融資)・丸亀市の創業支援融資・坂出市の中小企業資金融資制度・善通寺市の小規模事業資金融資などがあります。これらは民間融資より低い金利・保証料補助が受けられる場合があります。利用条件・申請先は制度ごとに異なるため、詳細は当事務所または各市役所の産業振興部門にご確認ください。

また中小企業庁が提供する「ミラサポplus」(経営支援情報提供サイト)では、全国および地域別の補助金・助成金情報を一元的に確認できます。毎年度の公募時期・採択率・申請要件を事前に把握しておくことで、タイミングを逃さず申請できます。

資金調達後の財務管理の重要性

融資を受けた後は、借入金の返済計画と資金繰り管理が経営の最重要課題となります。月次の資金繰り表を作成し、返済余力を常に把握することが必要です。「借りられた」で終わりではなく、適切な資金管理によって返済を確実に行いながら事業を成長させることが目標です。当事務所では融資後の月次資金繰り管理・試算表作成・経営改善アドバイスを継続的に提供しています。

香川県内の街並み

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