会社を経営していくためには、必要不可欠な事項が2つあります。
それは「利益」と「投資」です。「利益」を出し続け、そのお金を「投資」に充てる。これは基本的なことです。
しかし、多くの企業では、必要な投資ができていません。また、当然のことですが、多少のリスクを取らないとリターンは得られません。
利益を上げていくには、将来の発展を見据えた投資がどうしても必要になってきます。
投資といっても、教育費や広告費、設備投資など効果を測れるものと、そうでないものがあります。
どれに、いくらの資金を回せるのかを見積もり、投資金額に対してどれぐらいのリターンがあるのかを予測します。
普段から経営者は、商品の仕入れや販売業務においては、躊躇なく資金を投じています。ですが、利益アップにつながる投資になると、損失を恐れ、資金投入を渋ることが多いものです。
投資の判断材料
投資をするときに判断材料として重要なものが「試算表」であり、「決算書」です。社内の経理担当者でも、試算表を作成することはできるでしょう。
しかし、正確な投資判断に役立つ精度の高い試算表を作成するのは難しいものです。
そこで必要となるのが、財務を知る税理士です。
そして、投資に必須なものが「資金」です。資金なしに会社経営はできません。事業で利益を出すためには、まずは資金を確保する必要があります。
資金の準備方法
資金の準備方法には、自己資金の投入と融資の2つがあります。自己資金の投入には限界がありますから、継続的に資金を調達するには、金融機関からの融資が命綱となります。
そして金融機関より融資を受けるためには、決算書で利益を出していることを証明することが欠かせません。
事業で利益を出していないと、融資をしてもらえなくなります。
ですので、経常利益を絶対に黒字にし、いつでも借入できる財務状況をつくっておくことが重要となります。
今回は会社経営する上で2つの重要な事を説明させて頂きました。
「北村嘉章税理士事務所」では、融資のご支援だけでなく、クラウド会計の導入支援・補助金申請のアドバイスを行っています。
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