受付:9:00~18:00
【丸亀・坂出・善通寺・多度津の起業家向け】資金に余裕があっても創業融資を受けるべき3つの理由

「お金に困っていないのに、わざわざ融資を受ける必要があるの?」——起業を考えている方からよく聞かれる質問です。実は、資金的に余裕があるときでも融資を受けるべき理由があります。
この記事では、丸亀・坂出・善通寺・多度津エリアの起業家・創業予定者の方向けに、資金に困っていなくても創業融資を受けるべき理由と、そのタイミングについて税理士がわかりやすく解説します。
目次
創業融資は「資金が必要なとき」に借りるものではない
融資というと「お金に困ったときに借りるもの」というイメージを持っている方が多いですが、これは大きな誤解です。特に創業融資においては「困る前に借りる」ことが鉄則です。
なぜかというと、銀行や日本政策金融公庫などの金融機関は、業績が悪化してから融資審査を行うと「返済できないリスクが高い」と判断し、審査が厳しくなるからです。一方、事業を始めたばかりで業績が安定している時期に融資を受けておけば、資金繰りに余裕が生まれ、次のステップへの投資にも使えます。
資金に余裕があるときに創業融資を受けるべき3つの理由
理由①:手元資金のキャッシュポジションを厚くできる
事業がうまくいっているときでも、売掛金の入金遅れや予期せぬ設備トラブルなど、突発的な出費が発生することがあります。そのようなときに手元に十分な現金があれば、慌てずに対処できます。融資で調達した資金は、すぐに使わなくても「保険」として機能します。
理由②:融資の実績を積み上げられる
金融機関は「過去の返済実績」を非常に重視します。順調に返済を続けた実績があると、次の融資申請の際に信頼度が上がり、より高い融資額・良い条件で借りやすくなります。最初の融資を「信用を積み立てるための投資」として捉えると、受けておく価値があります。
理由③:創業直後が最も融資を受けやすい
日本政策金融公庫の「新創業融資制度」は、創業前〜創業後2年以内の事業者を対象とした無担保・無保証人の融資制度です。創業直後はこの制度の対象になりやすく、業歴が長くなるほど審査基準が変わります。「困ったら借りる」ではなく「今が借りやすい時期」という発想の転換が重要です。
創業融資で調達した資金の賢い使い方
融資で調達した資金は「運転資金」として活用しましょう。具体的には、在庫の仕入れ・人件費の支払い・広告宣伝費・設備購入などが代表的な用途です。余裕があれば予備費として積み立てておくことも重要です。
一方、融資で調達したお金を個人の生活費に使うことは厳禁です。資金の使途は金融機関に報告が求められる場合があり、事業目的以外への流用は信用を失う原因になります。
創業融資の申請前に税理士に相談すべき理由
創業融資の審査では「事業計画書」が最も重要な書類です。融資額・返済計画・資金使途を具体的かつ現実的な数字で示す必要があります。税理士はこの事業計画書の作成サポートを行えるほか、どの融資制度が自社に合っているかのアドバイスも提供できます。
創業融資のご相談は北村嘉章税理士事務所へ
北村嘉章税理士事務所(丸亀市)は経営革新等支援機関として認定されており、創業融資の申請サポートが可能です。「今の状況で融資を受けるべきか相談したい」「事業計画書の作り方がわからない」という方は、お気軽にご連絡ください。
丸亀・坂出・善通寺・多度津エリアへの出張相談も承っております。初回相談は無料です。
創業融資で失敗しないための事業計画書の作り方
創業融資の審査において、事業計画書は最も重要な書類です。審査担当者が確認するポイントは「事業の具体性」「売上の根拠」「資金繰りの見通し」「経営者の経験・能力」の4点です。特に「なぜ売上が上がるのか」という根拠が曖昧な計画は評価されません。ターゲット顧客・市場規模・競合との差別化ポイントを具体的な数字で示すことが重要です。
日本政策金融公庫の創業融資制度の活用方法
創業期の融資として最も利用されているのが日本政策金融公庫の「新創業融資制度」です。無担保・無保証人で最大3,000万円(運転資金1,500万円)まで借入可能で、政府系金融機関のため金利も比較的低めです(2〜3%程度)。申し込みには事業計画書・自己資金の証明(通帳コピー)・借入申込書等が必要です。審査期間は通常2〜4週間です。
香川県の信用保証協会保証付き融資
香川県信用保証協会の保証付き融資を利用することで、民間金融機関(地銀・信金等)からの借入が容易になります。保証料は別途必要ですが、信用力が低い創業期の事業者でも融資を受けやすくなります。丸亀市・坂出市では市の制度融資(低利融資・信用保証料補助)も活用できます。これらを組み合わせることで、より有利な条件での資金調達が可能です。
補助金・助成金と融資の違いと活用法
補助金・助成金は「返済不要」ですが、審査があり採択されない場合もあります。融資は「返済が必要」ですが、採択確率が高く資金調達の確実性があります。多くの事業者は「補助金で設備投資、融資で運転資金」というように組み合わせて活用しています。ただし補助金は交付決定前の発注・支出が認められない場合が多いため、資金調達のタイミング管理が重要です。
節税と融資審査の両立
節税対策を積極的に行うと、申告利益が小さくなり、融資審査で「返済能力が低い」と見なされるリスクがあります。特に「利益が出たから急いで節税」という発想は、翌期の融資申請を困難にすることがあります。当事務所では節税と融資審査のバランスを考えた「適切な利益水準の維持」をアドバイスしており、長期的な経営安定を支援します。
よくある質問(Q&A)
Q:自己資金がほとんどありませんが融資は受けられますか?
A:創業融資では自己資金の10分の1以上が目安とされています。ただし自己資金が少ない場合でも、事業計画の内容・経験・スキルによって審査で評価される場合があります。まずはご相談ください。
Q:持続化補助金やIT導入補助金は自分で申請できますか?
A:申請自体は可能ですが、採択率を上げるためには事業計画書の質が重要です。当事務所では申請書類の作成・アドバイスをサポートしています。
香川県の中小企業向け資金調達支援制度一覧
香川県および各市町村では、中小企業・個人事業主向けの資金調達支援制度を設けています。主な制度として、香川県中小企業制度融資(マル香融資)・丸亀市の創業支援融資・坂出市の中小企業資金融資制度・善通寺市の小規模事業資金融資などがあります。これらは民間融資より低い金利・保証料補助が受けられる場合があります。利用条件・申請先は制度ごとに異なるため、詳細は当事務所または各市役所の産業振興部門にご確認ください。
また中小企業庁が提供する「ミラサポplus」(経営支援情報提供サイト)では、全国および地域別の補助金・助成金情報を一元的に確認できます。毎年度の公募時期・採択率・申請要件を事前に把握しておくことで、タイミングを逃さず申請できます。
資金調達後の財務管理の重要性
融資を受けた後は、借入金の返済計画と資金繰り管理が経営の最重要課題となります。月次の資金繰り表を作成し、返済余力を常に把握することが必要です。「借りられた」で終わりではなく、適切な資金管理によって返済を確実に行いながら事業を成長させることが目標です。当事務所では融資後の月次資金繰り管理・試算表作成・経営改善アドバイスを継続的に提供しています。

